リオ五輪・11枠をかけて福原、石川、水谷、丹羽らがアジア大陸予選会へ！

日本でも水泳などのリオ五輪代表が決まるなど、続々と日本代表が決まっていますが、卓球も代表をかけたアジア大陸予選会が開幕します。日本のシングルス代表は女子は福原、石川と決まっていますが、この大会には伊藤も参戦しています。万が一に備え、この大会に出場して、五輪への参加資格を得るためです（男子の代表は水谷、丹羽）。そして、アジアの代表枠は、ヨーロッパと同じく「１１」となっています。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　このアジア大陸予選会は、通常のワールドツアーとは、かなり形式が異なっています。 1st・stageでは、East、South East、South、West、Middleに分かれて行われます。日本はEast…東アジア枠のため、中国、香港、台湾、韓国、北朝鮮など、強豪集う組み合わせに入っています。中国勢は当然、劉詩文、丁寧など、トップ勢が参加しています。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　福原、石川、伊藤の組み合わせですが、初戦免除、2回戦からの登場となります。 2回戦の対戦相手は、福原は李皓晴（香港・22位）、伊藤はKIM Song I（北朝鮮・53位）、石川は未確定となっています。一方男子も2回戦からですが、水谷は江宏傑（台湾・72位）、丹羽は荘智淵（台湾・6位）、吉村は馬龍（中国・1位）となりました。水谷は、日本では最近ニュースにもなって有名な江宏傑と偶然にも初戦となります。江宏傑は福原の交際相手として有名になった選手で、台湾では3番手、ダブルスを得意としている選手です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　なお、この予選会で代表権を獲得できなくても、5月発表のランキング上位者は、リオ五輪に出場できます。日本勢は上位に入る可能性が高く、ほぼリオ五輪の切符を獲得している状況です。とはいえ、リオ五輪前哨戦である大会なので、できれば気持ちよく予選会を勝ち上がって、リオにつなげてほしいと思います。