10月16日からスウェーデンで行われている男子W杯は、最終日を迎えています。日本からは水谷隼、丹羽孝希と、リオ五輪の代表候補の2人が参戦となりました。 丹羽の方は1回戦で、オーストリアのガルドシュ(26位)に4-2で見事に勝利。しかし、ベスト8となる2回戦では、ドイツのオフチャロフ(5位)に1-4で敗戦となりました。トップ選手の壁をどう破っていくかが、これからの課題となります。 一方の水谷は1回戦でスウェーデンのK・アントン(85位)、2回戦でブラジルのツボイ(65位)を破って準決勝に進出。準決勝では世界3位・中国の樊振東に第1セットこそ取るも、その後は4セットを奪われて敗戦となりました。この結果、ワールドカップの決勝戦はランク1位の馬龍VS樊振東という中国勢対決となりました。 この大会でも中国勢の強さが光りましたが、中国勢を破らない限り、リオ五輪でのメダルは難しい状況です。一説には競技登録者だけで中国の卓球人口は3000万人ということです。そのたくさんの競技者と国内で争って、やっと国際舞台に立てる中国勢はやはり、勝負強さ、しぶとさが際立っているように思います。男子では世界ランクのトップ4は中国勢が独占となっています。そんな中で水谷は健闘しているとは思いますが、リオ五輪を見据える上でも、さらなる奮闘が期待されます。 そして、女子のワールドカップですが、福原愛、石川佳純が日本からは出場予定です。ワールドカップは10月30日に、仙台で開幕します。中国からは世界2位の劉詩ウェンなどが参加予定です。
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